じいさんをからかうんじゃないよ
「カキンすればいいんだよ。」と、一昨日の看護学校の授業で或る学生に言われました。
ディズニーランドの話をしてるのに、「カキン」の意味が初め分からなかった。
「カキンってお金を払うってことかよ。」
「そうだよ。 課金すれば、ほとんど待たないで乗れるよ。10分くらいで。」
ディズニーランドへ近々行くのですごい楽しみだと言う学生がいて、自分は待つのがイヤだから一度も行ったことがないと言ったことに対して学生数人が盛り上がったのです。
「先生、もうすぐハロウィンだけどやるの。」と訊いてきた。
「いや、ハロウィンはやらないね、この歳でキャンディくれなきゃイタズラするぞなんておかしいだろ。」
「じゃあ、お菓子あげればいいんだよ。 何処かで立っててさ。」
「変なおじさんからお菓子もらっちゃダメだよって言われちまうよ。」
そんな他愛もないやり取りがあったのです。
でも、良かった。 実は、その学生はちょっと難しそうに思えた子だったのです。
一人ずつ何かを英語で言ってもらう事にからめて少し打ち解けてくれているので良かったと思ったのです。
皆、初めは英語で何かなんて言えないよと言ってましたが、翻訳機で英訳したりしながら色々話してくれるようになってきて、それに質問したりしながら、その人の人となりなどを知ることが出来て近付くことがが出来ます。
今までは会っても会釈をするだけだったのが、帰り際に「先生、体気を付けてね。」など声をかけてくれたりするようになった。
いい雰囲気になりつつあります。
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