並んでラーメン
6年ぶり3度目のある検査を受けるために朝早くから所沢へ向かう。
先日娘に頼まれたものを買いに行ったエミテラスのすぐ前を、「ああ、こないだ来た所だ。」と思いながら歩を進める。
何か見慣れた景色の中を歩く。
3時間に及ぶ検査を終えて帰路に就こうとしたら、女房から電話で、「娘が何か食べに行こうと言ってきたけど行くか。」と。
その後、家の鍵と車の鍵を家の中に置いてきたことを思い出し連絡すると、女房が南大塚まで迎えに来てくれた。
そして、一蘭という行列のできるラーメン店に行こうと言うので出かける。
先だって美容院に行った時、マスターが「ねえクレアモールに新しく出来たラーメン屋が毎日凄い行列なの知ってる。 並んでまでラーメン食いたくないよね。」と言うので、「そうだね。」と言ったのを思い出した。
店に着くと、女子高生19人くらいと一般の人が既に並んでいた。
我々の後ろには何組かの中国人家族などが並んできて、すぐにすごい人数が並ぶようになった。
20分くらいして中に入れたが、また中で待つこと暫し。
やっと席に案内されてみて驚いた。
両側に衝立が立ち、御簾のような物が垂れていた。
一々バカッ丁寧で、「お客様前から失礼いたします。」という声が聞こえると、御簾が上がり、品物が出てくる。
ラーメンの中央辺りにある赤い丸が実は唐辛子だったのである。
辛い。
ティケットを買った後にアンケート用紙を書かされたのだけど、すべて「基準」とかいうのに丸を付けていたのだ。
「基準」がこんなに辛いとは知らなかった。
スープの味が美味しいのかどうなのか辛さが邪魔して分からない。
汗をびっしょりかきながら全てを平らげました。
娘が帰ってくるたびに色々新しい経験をさせてもらえて嬉しいし感謝しています。
そう言えば、娘がまだ小さい時に、墓参で青山へ行った折り、原宿駅前の九州とんこつラーメン「ジャンガララーメン」とか言ったような記憶があるけど、娘がそこでラーメンを食べたいというので行列に並んで食べたことを思い出しました。
新しい経験をさせてくれるのは子供の頃からずっとそうだったようです。
明後日にはバンクーバーへ戻ってしまうようなので、寂しくなりますな。
この記事へのコメント