今時の医療事情
少し前まで日本の医療は世界最先端だと言われてきたように記憶しています。
ところが複数の知人から、その家族が救急医療などで困ったということを聞き驚いています。
高齢の母親が転倒して骨折したので救急車を呼んでも、受け入れてくれる病院探しが難航してかなりの時間待機しなければならなかったうえに、受け入れた病院に治療できる医師がいないため別の病院を探すように言われて薄暗くて寒い場所で連絡を待たなければならなかったと。
また、入院しても3カ月後には別の病院に転院しなければいけなくて、新たな病院を探すのに苦労したなど。
夜間に急患を受け入れてくれる病院が少ないようです。
医師不足、看護師不足ということがよく言われていますし、働き方改革とかで夜間診られる医師がいないなど事情は多々あるのでしょうが患者にとっては不安が多いのが現状のようです。
私の息子が足指を骨折した時も、休日に病院にいた医師は「整形の専門ではないから分からないけれど骨折はしていない。」と言い切ったのですが、翌日整形に連れて行ったら、医師は指を見ただけで「骨折してますよ。」と言い、レントゲンを撮ったら、やはり骨折していました。
専門でなくて分からないのなら診断もすべきではないと思ってしまいます。
「骨折していない」という言葉があって少し安心したけれども、翌日念のために専門医に診てもらったら骨折が分かった。
足の親指だからそのまま放置しても大事には至らなかったかもしれないけれど、無責任な診断をすべきではないと思いました。
難しい問題ですが、これから先はもっと医療事情が悪化するでしょうから、我々自身がもっと勉強して身を守るようにすべきですね。
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