銀座の柳
♪植えてうれしい銀座の柳
江戸の名残りのうすみどり♪
はるか昔こんな歌を歌った覚えがあります。
恐らく木の数は少なくなっているのでしょう。
今日は銀座の日。
歌舞伎座は「十二月大歌舞伎」の公演中でした。
ところで、一昨日終わった看護学校の試験ですけど、今年は一つの問題に「看護師になろうとした動機は何ですか。」と。
書かれた内容を読むのに感動しきり。
一番多かったのは母親が看護師をしていて影響を受けたからという理由。
中でも驚いたのは、「コロナ禍に毎日夢中で働く姿に感動して自分もあのように一心に働きたいと思った。」というものでした。
コロナ禍にそのように苦労する医療従事者を見せるテレビ番組が多かったから、ここ数年学生数が少なくなっていると思っていたのですが、こういう人もいるのですね。
母親が看護師で父親が医者、救急隊員、救急救命士などという学生が数名おりました。
いわゆる医療従事者家族というわけですね。
親の存在感を強く感じさせる内容のものが多かったのは感動的でした。
それから、小さい時に難病にかかって毎日のように通院した際優しく接してくれた看護師さんのようになりたくてとか、手術を受けた時に一所懸命に手術してくれた皆さんのようになりたくてというのもありました。
あるいは、準看時代にうつになり、卒業までに5年かかったという学生の声も。
今現在、2か所の別々のクリニックで働き、多くのことを学びたいと奮闘している学生もいることに驚き。
3人の子供を育てているにもかかわらず5匹の猫をも飼っているという人も。
介護施設で働いていたけれど、収容者の緊急時に何もしてやることが出来ずに歯がゆい思いをしたので、看護資格を持てばもっと満足できる介護が出来るようになるだろうと思ったと。
皆さんそれぞれ色々な背景がありながらも仕事に勉学に励んでいる様子を書いてくれたので、とても興味深く読ませてもらいました。
まだまだ他にも素晴らしい動機を書いてくれたので、英語とは関係ないこういう問題を出してよかったと思い、担任の先生に採点済みの答案用紙を渡す時に「ぜひ熟読してください。」と言うほどでした。
本当に皆スゴイ。
頑張って2年後には全員が国家試験に合格してください。
大好きな丸ノ内線です。
この記事へのコメント
私は、年越し夜勤の看護師あるあるです(笑)