爺さんをからかうな

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 「シゲルゥ~!」

 今日看護学校の授業を終えて教室から出た途端にロビーの反対側から声がかかった。

 「おお、もえさん。」

 「わぁ、名前覚えてくれたんだ。」

 「そりゃあ、覚えてるよ。 前にもオレの名前呼んだし、答案に俺の顔描いたりしてたからさ。」

 「シゲル、可愛い。」

 「オイオイ、後期高齢者を揶揄うんじゃないよ。」

 そんなこと言ってたら、2年生の女子が5,6人集まって来ちゃった。

 「あたしの名前は。」

 「ゴメン。 忘れちゃった。」

 「ハーマイオニだよ。」

 「おお、ハーマオイにか。 ハリーポッターオタクの。」

 そんな感じで暫くだべってしまった。


 私の授業は恐らく異色だと思います。

 90分間教室の中を歩きまくり、大声で喋りっぱなしだから。

 そして一人一人の学生と色々な話をしているからです。

 私は彼らから若さとか医学の情報を頂いているのでとても楽しい。

 今日も男の子が「オレ、底が8センチくらいの靴を買ったから来週履いてきますよ。」と。

 こういうコミュニケーション好きですね。

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