実力と運

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 「勝つためには実力をミスなく出すことと運が必要。」

 元体操選手の内村さんが言っていた通りの結果が出て、若干20歳の岡選手が鉄棒で金メダル。

 試合前の予想では岡選手がメダルを獲るとは出ていなかったけれど、メダル候補者が次々に落下したり最後の着地でつんのめったり。

 たとえは悪いけれど棚から牡丹餅のように金メダルが。

 オリンピックに出るということはどの選手もそれなりの凄い力を持っているということですから、自分のできる演技を最後までしっかり演じきれるかどうかにかかっているのでしょう。

 メダルを、メダルの色を考えすぎるために余計な力が入りすぎて失敗してしまうのかもしれませんね。


 フランスの柔道選手のリネール選手の judo を私は好きではありません。

 理由は私が習った日本柔道とは違うからです。

 フランスの英雄だそうですが、自分から積極的に投げに出ることなく組み手を取ることなく、相手に指導を取らせるように仕向けて行くという知能犯のような judo をするから嫌い。

 団体戦で阿部選手に買った選手が全く同じ柔道をしていました。

 しっかり組み手を取ることも取らせることも無くずるずる下がっていき、両方に指導を取らせる。

 またそれを見抜けない審判も情けない。


 ただこの戦い方は今に始まったことではないので日本選手はそれに打ち勝てる柔道をすべきなのでしょうね。

 実際にそのようして勝っている選手は何人かいるのですから。

 全階級日本が制覇するようなことがあれば、judo が柔道に変わることがあるかもしれません。

 それを目指して何が何でも一本勝ちに拘って日本柔道で戦って欲しいと思います。



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