五百羅漢

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 今日は肌寒い感じの陽気なのにちょっと動くと汗が出る。

 曇り空から雨が降っている。

 毎日本当に変な天気だ。


 ところで喜多院の五百羅漢には、このように顔やあちこちが剥落してしまった原型が分からない像がいくつかあります。

 ここ喜多院の羅漢像は三浦海岸辺りで採れる小松石というもので作られているそうです。

 以前石屋さんに聞いたところ、「小松石は柔らかくて彫り易いけれど崩れやすいんだ。」と言っておりました。

 ところがネットで調べると真逆のことが書かれています。

 どちらが本当なのか私のような素人にはわかりませんが、喜多院の羅漢像は欠けているものが多くあります。

 この羅漢像ですが、ご覧のように頭のてっぺんに緑の苔が二列に生えていて何かひょうきんな感じを与えています。

 元はどんな様子だったのか色々想像したくなるような羅漢さんです。


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