小林家住宅の蔵造りの鬼瓦から延びるカラス。
カラスの羽根のような形で、飛んでくる火の粉を追い払ってもらおうという日除けのお守りです。
こんなに間近に見られるなんて大感激。
川越の蔵造りにカラスがあるのはここだけですが、江戸では越後屋の建物には全てこのカラスが付いていました。
そして2枚目の写真は、蔵造りの裏手にある文庫蔵です。
ここには何度か入れてもらったことがありますが、太物商、つまり浴衣などの木綿生地を扱っていたので、その染用の型紙が数百枚あり、その一枚一枚がとても見事に彫られたものです。
美濃紙を3枚重ねて柿の渋で固めた型紙。
これらを常時展示してもらえる場があれば嬉しいのですが。
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