喜寿

 「そう急ぐな さわぐな 慌てるな」

 霞ヶ関南病院のガレリアの壁に掛かっている「長寿の勧め」にこう書いてあります。

 そうですかそんなに急いでもさわいでも慌ててもいないと思っているのですが、そのように生きているぞということでしょうか。


 正直な話、子供の頃父親からは「骨皮筋衛門」と呼ばれからかわれていました虚弱児童の私が77歳までまあ元気に生きてこられるなんてことは想像できませんでした。

 歯医者に治療に行った時も、「お前たちは大日本栄養失調症の子供だから歯がもろいんだ。」と言われたものです。

 幼い時しょっちゅう風邪をひいたり何かの病に罹ったり偏食だらけの虚弱な子供でした。

 よくも77歳まで無事に生きてこられ、今だに仕事もさせてもらえて本当に幸せだと感謝しております。


 ところで次の写真2枚は全面解体修理中の蔵造り資料館です。

 昨日一番街へ下見に行った時に工事現場を覗いてきましたら「木舞=こまい」つまり、壁の下地として柱などに縦横に組んだ竹を荒縄でしばりつけたものができておりました。


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 ここに、見えますか泥団子が。

 2枚目の写真の黄色いプラスティックケースの左側に積まれています。

 泥団子を作っている作業員さんのお尻の後ろです。

 切り藁が飛び出しているのが見えますか。

 この泥は恐らく川越産の荒木田土です。

 荒木田土は粘り強くて乾くとしっかり固くなるので大相撲の土俵を作るのに使われています。

 この泥団子を上の写真の木舞に塗りつけていくわけです。

 できればこの作業ををずっと見ていたかった。


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 こういう作業を見ながら資料館が一日も早く復元されるのを待つ気持ちを見透かされて「そう急ぐなさわぐな慌てるな」と指摘されてしまったような気がしてきました。

 生きているうちに完成図を見られたらいいなといつも思っているのです。


 ところで我が家の角館産の枝垂れ桜が咲き始めました。

 枝垂れ桜、キイチゴ、香奈椿(かおなつば)が並んで見えています。

 ハナニラはわずかに香奈椿の下に見えますかね。


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 ところで今年は元旦から地震に驚かされていますが、一昨日は寝ぼけ眼にテレビを点けたら「沖縄に津波」のニュースが飛び込んできたし、昨日は車を運転していて赤信号で止まったら車が揺れ、あれと思って電線を見たら揺れていた。

 その少し後にニュースを読んでいた女性のアナウンサーが地震のニュースに急に話題を変えていました。

 何か嫌ですね、地震ばかりで。


 今朝起きると「誕生日おめでとう。 何歳になったの。」と息子が言う。

 その後「ハッピーバースデイ」を英語と韓国語で「センイルチュカハムニダ」と歌ってくれて、歌の終わりに「チュカエヨ」と。

 驚きましたが「カムサハムニダ コマウォヨ」と応えました。

 出かけるまでに10回くらい歌ってくれましたが、食事を急いで作っている私にとってはちょっと迷惑でもありました。

 一緒に歌って応えなければなりませんでしたから。


 昼過ぎに女房がガッテン寿司へ招待してくれ、コージーコーナーのチョコレートケーキを買ってくれました。

 お陰様で喜寿を迎えることが出来ました。

 「ヨロブン カムサハムニダ 皆さん、ありがとうございます」


 おっと、何だか突然腰の左側に激痛。

 動くのがきついくらいの激痛。

 湿布を貼りコルセットを巻く。

 ヤバいなこれじゃあ明日歩けないかも。

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